福島の山を中心に山歩きをしているおばさんのブログ。

会津朝日岳(紅葉登山)|登山初心者(おとな女子)の登山日記

2019/02/13
 
この記事を書いている人 - WRITER -
突然登山に目覚めてしまった某Jリーグクラブのサポーターのおばさん。 写真を撮って美味しいご飯を食べる。 をモットーに山に登ってます。

先日の鬼面山・箕輪山縦走ルートに続き・・

今年の紅葉登山で行きたかったお山へ行ってきました。

会津朝日岳

同じ福島県内ながら、はてしなく遠い・・・
朝3時起きで向かいました(^_^;

会津朝日岳(福島)
標高:1,624m

日程:10月14日(土)
天候:曇り(小雨)
パーティー:2人

コースタイム:赤倉沢登山口(7:00)→三吉ミチギの水場(8:15)→人見ノ松(9:18‐9:33)→叶の高手(10:01)→熊ノ平(10:47)→会津朝日岳避難小屋(10:51)→バイウチの高手(11:26)→会津朝日岳避難小屋(11:48‐12:09)→熊ノ平(12:14)→叶の高手(12:47)→人見ノ松(13:11)→三吉ミチギの水場(14:01‐14:12)→赤倉沢登山口(15:19)

山行:7時間13分
休憩:1時間5分



赤倉沢登山口 駐車場

赤倉沢登山口はいわなの里を目指して行ってください。

いわなの里から200mくらい先に赤倉沢登山口の駐車場があります。
古いナビですとちょっと道が外れて表示されているかもしれません。
平成23年の集中豪雨で道路が埋没したようで新しい道が作れていたようです。
かなり細い道ですが、いわなの里の小さい案内看板がちょいちょい出てきますのでご安心を。
暗い中向かう際はお気をつけて。

いわなの里の駐車場の目の前におトイレがあります。
使用させてもらいましたが、簡易トイレとしてはキレイなトイレでしたよ。
登山口にトイレがあるのってホントありがたい。

トイレの奥の道を200mくらい進むと登山口と駐車場に到着します。
10台以上は余裕で停められそう。
この日は7時前に到着して先客3台。その後2台入ってきました。
ここが満車になるといわなの里の駐車場(1000円かかるそうな)に停めることになるようです。

山行記録

あいにくの天気ですが準備して出発です。

まずは橋を渡って。
ガスっていたせいか、前日雨だったせいか。
滑りやすくなっていました。

スタートは緩やかな道を。

またも橋が出てきました。

うー・・・
ガスってます・・

少しづつ急登になってきます。

そしてやっぱりガスってます・・

奥に滝が見えました。

滑り落ちないよう慎重に行きましょう。

沢渡り。
安定性のあまりない細木でした。
帰りは水嵩が増してたような気がします。

先ほどの沢を渡った辺りから長い長い急登の始まりとなります・・・

登山道にお水が流れてる・・と思ったら・・

スタートから1時間。
三吉ミチギの水場に到着。
ここで第一関門突破って感じですかね(^_^;)
ひたすら急登でハードです。

ひたすら急登でゲンナリですがこの紅葉の景色に救われます。
晴れてたらもっとキレイなんだろうな。

ロープを使って。
下りではかなり重宝します。なのでグローブは必須ですね。

割とこんな道の連続です。

スタートから2時間20分。
人見の松。
第二関門突破かな(^_^;)
三吉ミチギからここまでもひたすら急登です。

雲海を眺めながらちょっと一休み。

お山のてっぺんがちょこんと出てきた。

一瞬ガスが切れた隙にパシャリ。

岩場のトラバース。
ここも下りの方が怖かったなぁ。
ストックがジャマだった。

この天気だからこそ見られるナイス絶景。
雲海から紅葉チラリズム。

急登は人見の松までなのかと思ってたんだけどそうではなかった模様(^_^;)
まだまだ急登は続くのであった・・・
ツライ・・・

急登は続くよどこまでも・・・

この先くらいから一度下ります。
下りもなかなかの急登で戻り足を考えるとちょっとゲンナリ。

スタートから3時間。
叶の高手。

朝日岳の大クロベ。
どうやって通過するのが正解なのか・・
とりあえずむりやりまたいで行きました・・・
ちなみに帰り、疲れ切った足でまとごうとしたら太ももを攣りました(T_T)
ので、ムリムリ隙間から抜け出ました・・
いやマジで辛かった・・・

朝日岳の大クロベ その2。

あっ。
こちら側の景色もちょっとだけお姿を・・・

紅葉から紅葉を見る。

なぜだか頭だのザックだのに葉っぱがたくさん付いていた友人。

黄色い世界を歩いて行く。

会津朝日岳避難小屋。

まだまだ急登は続くよどこまでも・・

4時間弱ひたすら急登を登り続け・・・
頂上を目の前に立ちはだかる壁・・・・
最後の超難関・・・
すでにこの時点でコースタイム的にアウト。
体力的にも、天候的にもアウトと判断して頂上目前にして涙の下山を選択をしました(T_T)
無念・・

泣きの下山です。
ほぼほぼ急登続きだったので下山も比較的時間がかかりそうだという判断もありました。
特に私が下山が究極に遅いので・・・(^_^;)

下山に備えて小屋でお昼を食べて力を付ける。

落ち葉も滑るし、落ち葉の下に石があったりするので気を付けないとすってんころりんです。

しっとりした景色を下る。
雨もぼちぼち。

ここまでくると幻想的。

下りにもキレイな景色が。
晴れてたらもっとキレイだったんだろうな。

慎重に下りましょう。

幻想的過ぎて別の世界に連れて行かれそう・・・

あとはひたすら登ってきた道を必死に下る。
登山道が狭くて、うっかりすると滑落しそうなのでとにかく慎重に。
ちなみ一回盛大に滑って転びました(T_T)

登り同様、下りでも道を譲って先に行ってもらいましたが、
「この下りは膝にきますね~」なんて会話をしつつ。

登りではガスって見えなかった景色が見えました。
この辺りの紅葉はまだ先っぽいですね。

ふり返って。

ここからしばらく下って・・・
なんとか無事下山出来ました。

車に戻って帰り支度をしていたら、登りで少しお話したご夫妻が下山して来られて。
(ちょうど諦めた最後の壁の写真の上の方に写ってるお二人です)

「上で待ってたのにー」と言われましたw

「あの壁を見て諦めましたー」って話をしたら、「直登でないルートなら大丈夫だったのにー。一緒に登れば良かったね。」と言ってくださいました。優しい。
ちなみに直登でないルートはドロドロルートとのことでしたが(^_^;)
ただ体力的にも限界だったので・・・
それでも嬉しいお言葉です。

「ここはちょっとキツイ山だからね。キツイ、キツイ。」って慰めのお言葉も頂いたりw

そしてやはり、この日の山頂はやっぱりいつもより景観はなかったとのことでした。

また次回リベンジしますーってお話をして別れました。
登頂出来ず残念でしたが、最後に人の優しさに触れられて良かったですw

下山後・・・

帰りに道の駅きらら289に立ち寄ってご飯食べて帰りました。

片わらじソースかつ丼 700円
かなりお腹パンパンになりました。

こちらは温泉もありますし、レストランも道の駅としては遅くまでやってるのでオススメ。

朝も立ち寄りましたが、尾瀬も近いこともあってかハイカーさんと思われる方が多数車中泊してました。



まとめ

標高自体は低いですが、標高差1000m越えの山はおばちゃん初心者の我々にはやはりきつかったです。
もともと、3時起きでもスタートがちょっと遅いくらいだなーと思っていたのと、当日の天候も微妙だったので途中下山も視野には入れていましたがまさかホントに途中下山することになるとは(^_^;)
ちょっとナメてかかってましたね。(反省)
登頂中、かなり早い時間に下山してくるおばあちゃんとすれ違いましたが、なんと朝5時半からスタートして山頂まで行き下山してきたとのこと。
(この日の朝5時半はかなり暗かったです・・・)
最後にお話ししたご夫婦も年配の方でしたし。
もはや歳のせいには出来ないw
まだまだ経験不足ですね。
これで自分のレベルも再確認出来たし、ガスって景観があまり見れない中でも素晴らしい景色を堪能出来たので良い山行となりました。
来年は山頂まで行けるレベルに達してるといいなぁ(^_^;)

この記事を書いている人 - WRITER -
突然登山に目覚めてしまった某Jリーグクラブのサポーターのおばさん。 写真を撮って美味しいご飯を食べる。 をモットーに山に登ってます。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© カメラと登山と音楽と。時々Jリーグ。 , 2017 All Rights Reserved.