福島の山を中心に山歩きをしているおばさんのブログ。

はじめてのアイゼン選び「ブラックダイヤモンド コンタクトストラップ」|私の山道具

2022/03/06
 
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突然登山に目覚めてしまった某Jリーグクラブのサポーターのおばさん。 写真を撮って美味しいご飯を食べる。 をモットーに山に登ってます。

本格的に登山をはじめて早5年。
ついに今シーズンから雪山登山もはじめました。

雪山登山ってとにかく道具選びが大変。
(個人的感想ですが 笑)

まずはスノーシューとワカン選びからはじまり・・
今回はワカンを購入。

そして次はお題のアイゼン選び。
チェーンスパイクは数年前に購入していたのですが・・・

そんなにレベルの高い雪山登山をする予定は今のところないのでチェーンスパイクでいける?
いやさすがにそれは装備不足か・・

6本爪の軽アイゼンとかにしとく?
んー・・それならチェーンスパイクあるからいらない気がする・・

などなど(^_^;)
悩みに悩みまくって最終決断で決めたアイゼンをゆるっとご紹介します。

ブラックダイヤモンド コンタクトストラップ


ブラックダイヤモンドの10本爪アイゼン。
「コンタクトストラップ」です。
他にもいくつか候補はあったんですが・・
候補の中で、実際手にして確認出来たものがコンタクトストラップだけだったのでこちらに決めました。

それではここからはコンタクトストラップに決めたポイントを。
雪山初心者の素人考えなのでかる~く参考程度に見てくださいね(笑)

コバなしの靴にも装着可能

これが一番のポイントかな。

アイゼンってどんな靴にも取り付けられるって漠然と思っていたんですが・・(笑)
ワンタッチ式のアイゼンは靴にコバと呼ばれるものがないと装着出来ないとか・・
色々条件があることに気付きまして。
いや、ちゃんと気付いて良かったんですけど(笑)

本格的なガチの雪山登山をする予定はないし・・
やれワカンだアイゼンだ・・と出費が多いのでコバ付きの靴まで買う余裕もない(涙)

というわけで・・
所持している冬の低山ハイク用に購入したトレッキングシューズに装着出来るものが第一条件。
ちなみに靴はこちら↓

色々調べた結果、何点かコバなしの靴に取り付けられるアイゼンを見つけたのですが・・
実際に実物を確認出来たのがコンタクトストラップだけだったのでこちらに決めました。

実際不安だったのでショップで所持している靴に近い登山靴を装着してチェックしてから購入しました。

ショップへ行って自分の所持している靴に装着可能か店員さんに聞くのが一番ベストだと思います。

錆びにくいステンレス製

あ・・
これもポイント高かったです(笑)
なんせ超が付くくらいズボラな性格のもので・・(笑)

確実に使ってる人が多いグリベルのアイゼン。
利用者が多いということはそれだけ信用性も高いので最後まで悩んだんですけどね。
錆びやすいという意見も多く見かけまして・・

初心者的に錆びにくく扱いやすいステンレス製のこちらに決めました。

ちなみに私のようなズボラ人間じゃない方はグリベルの方が良いのではないかと思います。
斜面にアイゼンを効かせ安いのはブラックダイヤモンドよりもグリベルの方が俄然良いらしいので・・・

10本爪?12本爪?

これも悩みどころ。
10本と12本だったら爪が多い方がいいよね?と思っていたんですが。
こちらも色々調べていると・・

足のサイズが小さい女性などは12本爪だと長さを調整した際に前後の歯の間隔が詰まってしまう可能性があるので10本爪の方が歩きやすい。
私が行く山は1500~2000mの山なので12本爪だとオーバースペックだと思われる。

という結論に至り10本爪のアイゼンに決めました。

ですのでご自分の足のサイズや山のレベルに合わせて購入するのが良いかと思います。

私も山のレベルや登山靴がレベルアップしたらそれに合わせてアイゼンもレベルアップしていこうと思います。

そこそこ軽い

コンタクトストラップはペアで808g。
正直軽くはないです。
本格的なアイゼンと比べると、そこそこ軽い程度です(笑)

ペツルのイルビスハイブリットは540gと軽量かつコンパクトになるので最後まで悩みましたが・・
いかんせん実物のチェックが出来なかったため諦めました・・

サイズ合わせと着用の練習を・・

とりあえず購入したら自分の靴に合わせてサイズ調整をすること。


ここをスライドするだけで簡単に調整出来ます。


左右の確認は足あとマークで判別できますが・・
なかなか小さいので(笑)
マジックで左・右と書いてる方もいるようなのでそれもありかと(笑)


ワカンを購入した際も自宅で装着練習しましたが、アイゼンもベルトタイプなのでしっかりと装着の練習を。
ワカンの装着練習時同様、床を傷つけないよう段ボールを敷いて(笑)


ちなみに付属の説明書が正直なんのこっちゃ分からなかったので、ネットで装着方を調べて練習しました(笑)

現地でアタフタしないように調整と練習はしっかりして行きましょう。

実際着用した感想

今シーズン、現状で5回ほど雪山に行っているのですが・・
なんだかんだ使ったのが5回目に行った安達太良山のみ(^_^;)


前日にも再度装着方法をおさらいしてきたので(笑)
迷うことなく装着出来ました♪


ガチガチの雪でしたが問題なく安心して歩けました。


少しフカフカした雪の場所もありましたがアンチプレートのおかげで雪団子になることなく歩けました。
同行者の一人はチェーンスパイクでスノープレートがないため足裏の雪団子が付着して大変そうだったのでかなり効果があったんだと実感(笑)

アイゼンケース

ブラックダイヤモンドでもアイゼンケースはありましたが・・
あまりお好みではなかったので私は山と道のアイゼンケースにしました。


私の所持しているザックだとこのように上に外付け装着が出来るので・・

アイゼンは持ち歩くときにケースはあった方が絶対良いのでお好みで一緒に購入するのをオススメします。
ちょうど良いスタッフバッグなどお持ちの方はそちらを利用すれば大丈夫だと思います。

まとめ

はじめてのアイゼン選び。
正直まだ1回しか使用出来ていないので何とも言えないところもありますが・・(笑)
自分の所持している靴にもバッチリ装着出来ましたし、現状登る山で十分使えるアイゼンでした。
この先も残雪期の山で使うにも丁度良さそうなのではじめてのアイゼンとしては良い選択が出来たかなと思います。
(かなり悩んで決めた甲斐はあったかな・・)
今シーズン出番はあまりありませんでしたが、雪山に行く以上必要必須アイテムですし保険として持っていると安心なので購入して良かったです。
来シーズンはもうちょっと出番があるといいな(笑)

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